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『激走』

 お久しぶりです。
 久々に読んだ本のことブログに書くよ。

 鳥飼否宇氏の『激走』。
 これたぶん『激走 福岡国際マラソン―42.195キロの謎』の文庫落ちバージョンですね。
 年代設定に違いがありますが、登場人物の名前や、オリンピック代表選考を兼ねた福岡国際マラソンが舞台という点は一致しています。

 マラソンのように一気に読み切りました。
 何かひとっ走りしてきた後のような気分です。そんな体力ないけど(笑)
 血液やらリンパやら何かいろんなものの流れがよくなったような気がします。
 これ読むだけで健康にいいんじゃないですか? ひょっとして。
 地元民としては、なじみ深い地名がどんどん出てくるのも嬉しい。

 同じ作者の『昆虫探偵』読んだときは、この人一発ネタのアイデア屋なだけで、文章は稚拙だと思ったんですが。
 とんでもない。
 素晴らしい文章力じゃないですか。
 私の評価が間違ってました。大変失礼いたしましたm(_ _)m

 もちろん……鳥飼氏らしく、普通のミステリーではとても出てこないようなトリックが登場します。
 が、この作品の一番の見どころはそこではありません。
 ミステリーなので当然ミステリー的要素はあるのですが、それよりもマラソンで繰り広げられる心理戦(マラソンが心理戦だなんて初めて知りました)、そして刻一刻と変化する戦況。
 前代未聞のデッドヒートの果てにある勝負の行方は……?

 マラソン自体は本番の一発勝負ですが、そこに至るまでには、それぞれに過ごした日々があります。
 そして当日。選手、監督、応援者、アナウンサーに白バイ警官までもが、それぞれの想いを胸に大会に臨むのです。

 陸上やる人、見るだけの人、見もしない人にもお勧めの一冊。
 読んでる途中で投げないことは保証します。絶対完走できますよ!


 ……にしても、マラソン界って本当にそんなに狭いんすかねぇ……(そこかよ)
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