XP向け。他のOSは知らない。
ユーザー辞書のファイルサイズが64KBを超えると、登録していた単語が消えることがある。
全部消えることもあれば、一部分だけ消えることもある。(一部消えるときは、大体いつも決まった単語が消えます)
64KBって意外と少なくて、あれやこれやと登録しているとすぐにオーバーしてしまう。
40語くらい登録してたら、倍の120KB以上あった。
時々単語が消えるのはこのせいだったのか……
でも登録単語は減らしたくない。
そんなときの対処法。
ユーザー辞書ではなく、システム辞書を作ってしまおう。
作り方&設定の仕方:
1. 普通にユーザー辞書に単語を登録する(64KB制限は気にせずどんどん登録する)
2. 登録終わったら念のためバックアップを取っておく。「ツール」→「一覧の出力」
3. 「ツール」→「システム辞書の作成」
4. ファイル名(拡張子dic)を付けて、どこかわかりやすいところに保存。(そのままだとユーザー辞書と同じ場所に置かれる)
5. 自分的にわかりやすいタイトルと説明を付ける
6. IMEのプロパティで、システム辞書の「追加」
7. デフォルトのシステム辞書が置いてあるフォルダが開く。先ほど作ったシステム辞書も一緒にこのフォルダに置いておくといいかも。
8. 自作のシステム辞書を選択して追加する。チェックボックスがオンになっていれば完了。
終わったらユーザー辞書の内容は削除してよい。ダブらせる意味はないのでむしろ削除した方がいい。
ジャンルごとに別のシステム辞書を作っておいたほうが後々便利かもしれない。顔文字用とか専門用語用とか。
システム辞書は、ユーザー辞書と違って、新しい単語を追加できない・単語を個別に削除できない。(内容を変えたいときは新しく作り直す必要がある)
自分にとってすでに完成された辞書ならば、システム辞書の方が便利かも。