今朝起きたら「新規約の施行を延期します」とのアナウンスでもないかなと夢想していましたが、それはありませんでした。私が考える最善の対応は、新規約の施行を一旦延期した上で(必要ならば有料版に関する部分のみの一部施行で)、規約の文面をもう一度練り直していただくことなのですが……
JUGEMに質問メールを送って、回答をもらったユーザーが、「
規約改訂について、その後。」という記事で回答メールを公開していらっしゃいます。
そちらを読めば、JUGEMの意図はある程度見えてくると思います。
まあ、こんなことだろうと思っていました。
回答を読む限りでは、そんなに問題のあることをしようとしているようには見えませんよね。
私が今度の新規約に抗議しているのは、自分の記事をJUGEMの好き勝手に弄られることを恐れているからではありません。最初から、JUGEMにそんなつもりはないだろうと思っていました。
私は、
JUGEMがブログポータルサイトとしてやりたい内容を実現させるのに、あのような規約が本当に必要なのか? と申し上げているのです。
編集させろだの改変させろだの、大仰なことを書く必要はないのではありませんか?
新着ブログやその他のユーザー記事紹介をする上で、システム的な都合で全く原文のままというわけにはいかないというのなら、それはそういうことだからそこだけ我慢してね、ということでいいのではないでしょうか。
他社とのタイアップ企画のために他社に権利を再許諾させろというのなら、まずはあまりにもJUGEM側の権利が大きすぎる(ように見える)規約を書き直すのが先決。同様の権利を他社にも認めるわけにはいきません。その上で、GMOグループが認めさえすればどこにでも再許諾させられそうに見える文面を、誤解を招かないものに変えるべきです。
また、その際に他社に全てを任せてしまうのではなく、JUGEMが責任を持つようにしておくべきかと思います。完全に他社任せでOKということにすると、「知らない業者から勝手に弄られる! ガクブル」ってことになってしまいますから。
さらに、退会後も一度掲載した新着記事情報等がすぐに消せるわけではないのは、説明すればすぐに理解してもらえることではありませんか。ならば、ただそう書いておけばいいだけのことではありませんか? あまりにも大きすぎる権利が退会後もそのままJUGEMに残ってしまうかのような表現をする必要はありません。
とにかく、現在のJUGEMにその気がないとしても。
拡大解釈の余地がある限り、いつか悪用されるかもと考えているユーザーが少なくないことは、すでにJUGEMにもわかっていると思います。JUGEMが悪用しなくても、JUGEMが認めた他社が悪用する可能性があります。
JUGEMにユーザーを裏切るつもりがないのなら、新規約は見直されなければなりません。ですよね?
7/4追記
7/1にJUGEMに送った問い合わせメールに先ほど返事が来ました。要点を箇条書きで。
- 今後、新しいサービスやコンテンツをやりたい
- そのときに、限定的な規約の表現では後々メンドイ
- 不当に拡大解釈して不利益を与える意図はない
とのことです。(こんなに砕けた表現ではないけども)
それにしても限定しなさ過ぎというか、もうちょっとマシな規約の書き方があったのではないかなぁと思うけれども、まぁ他のブログサービスも似たようなものですし、これ以上は期待できないのかな。優れた規約を掲げている一部のサービスが例外だと思わなければならないのか。
どうやら
私の考えている解釈で問題ないようなので、様子を見つつこのままいくことにします。万が一、先々問題が起きるときには、またそのとき考えるということで。