「地下鉄でテロ」デマ学生家裁送致(Yahoo!ニュース)
福岡で、「クリスマスに地下鉄でテロが起きる」と警察に通報があったとか。通報した学生に事情を聞いたところ、どうも知人が受け取ったチェーンメールを元にした
妄想でっち上げだったらしい。
全く、警察さんの仕事を無駄に増やすなよなー。ただでさえ最近はピリピリしてるっていうのに。こってりしぼられてくるといいと思います。単なる冗談では済まされない悪質行為ですよ、これは。
どうも、テロが起きるとかなんとかいうチェーンメールが出回ってるらしい。全然知らなかったけど。
この手のデマはたびたび出てきますね。「外国人に道を教えたら『どこそこには近づかない方がいい』と言われた」とか(※)。散々使い古されたネタだというのに、真に受けて不幸のメールよろしくあっちこっちバラまいちゃう人がいるんですよねぇ……。どうしてこうも学習能力がないのか。
こんな胡散臭い話が本気で信じられてしまうほど、今はテロに対する警戒が強まっているとも言えるのかもしれません。
こんなくだらない話に乗せられてパニックに陥るのはバカバカしいですが、でも「万が一」を考えておくのは、損にはならないと思います。実際、いつ国内でテロが起きても不思議じゃないんだから。時間が経つとどうにも忘れ気味でいけませんが、テロの標的になるようなことしてるんですからねぇ。
これを機に、いろいろ再確認してみるのも悪くないかも、と思ったりしました。
ちなみに、私もこの手の“オオカミ少年系いたずら”で迷惑をこうむったことがあります。
学生の頃、大学内の図書館で何かしてたら、いきなり館内放送で「全員外に出てください」の指示。「図書館に爆弾を仕掛けた」って電話があったそうです。ちょうどアメリカ同時多発テロとかアフガニスタンがどうとかの時期だったので、それに乗じたいたずらだと思われますが……本当に困ったアホだ。
※大体、テロを目論んでいるような人物が、赤の他人にそんな情報を漏らすわけがないでしょーが。顔を見られているというのに。普通に考えればそんなことくらいわかりそうなものですが……。
日本国内では外国人はただでさえ目立つもの。通行人に道を尋ねることすらしないでしょう。普通は。テロなんて大それたことをしようという人間が、人に道を訊かなきゃいけないほどその土地に不慣れなはずもないし。